フェンダーへこみ修理

�@まずリヤフェンダーの損傷状態の確認と作業準備の為の分解をしていきます。
範囲はバンパー、テールランプ、リヤドアパネルです。分解してみるとやはりリヤバンパーで隠れていた部分に凹みと折れが見つかりました。

�Aフェンダーの折れた部分をスライディングハンマーで外側に引き出します。
引き出す事によって元の状態まであらかたの寸法に戻します。

�B次は塗装を剥離して下の鉄板部分まで出します。
そこにスタッドプーラーと言う高電圧で溶接する機械で鉄板を溶着させながら、微妙な凹みを引き出します。

�C鉄板をほぼ元の状態にまで引き出せばパテを塗っていきます。
周りよりか特にヒズミがきついところに少し多めに入れていきます。

�Dパテの研磨が終われば塗装の下地サフェーサーを塗っていきます。
ちなみに使用しているサフェーサーは外車にも使われている高機能な下地剤です。

�E下地の乾燥が終われば耐水ペーパーで丁寧に水研ぎしていきます。
研ぎながら塗装面のヒズミを手で確かめながら調節していきますが、熟練の作業者になればなるほどミクロン単位の誤差を感じ取れる様になります。

�Fマスキング作業をして塗装に取り掛かります。
色ムラや黒ずみを防止する為ぼかし塗装をしますので、
実際の下地範囲より色を塗装するのは広くなります。

�Gクリヤーを塗装した後乾燥させ磨き作業をします。
あとは分解した部品を組み付ければ完成です。